ターニングポイント
あなたにとっていつですか?どんな出来事ですか?何を思い出しますか?
私にとってそのひとつは
イギリスに留学するきっかけになった出来事。
2011年3月11日
東日本大震災
地震発生後、テレビに映るのは
同じ日本で起きていることとは全く思えない悲惨な映像。
何かしたいけど何もできない。
なんて自分は無力なのかと思い知らされた瞬間でした。
それでも何かできることはあるのではないかと
探しに探した先に
何とか見つけた学生ボランティアを派遣する団体。
それでも現地へボランティアとして行ったのは
地震発生からすでに1か月以上経った4月後半でした。
その後も機会を見つけては短期のボランティアに参加。
そこで見たこと、聞いたこと、知ったこと、体験したこと
感じたこと、考えたこと・・・
話し出せば延々と続くので書きませんが
正にその後の人生を変える経験になりました。
では、なぜ東日本大震災がイギリス留学になるのか?
それは、
被災地で見た
知らない言語で書かれた支援物資の数々。
被災地で出会った
災害支援のためだけに来日したという海外から来た人たち。
日本に来るのも初めてだし
日本語だって全く話せないけど
それでも日本のためにって海外から来てくれていました。
「世界はつながっている」
国としても、そして個としても、
「助け合っている」ということを直に実感したのと同時に
「もっと海外のことを知らなければならない。」
そんなことを思うようになって、留学を決めました。
なぜイギリスなのかも話せば長いので省略しますが
そのイギリス留学先で仲よくなったタイの友達が
そう、3月11日はお店に来てくれます。
「東日本大震災」と「イギリス」は
私の中でセットなのです。
イギリス留学前に心に決めたこと。
東日本大震災でのことを
「忘れない」そして「伝える」
3月になると思い出す(ようにしている)ので
東日本大震災に関する本をリトルライブラリーに置きました。
店内にも、何冊かあります。
そして、今年、本を探しながら思うのは
トルコ・シリア大地震。
東日本大震災で海外から来てくれた人たちのように
自分が今すぐに現地に支援には行けないけれど
今できること
日本でできること
私ができること
あると思うんです。