豊饒の海 第二巻 奔馬
三島 由紀夫 (著)
読書会のスタートから
1年経過。
1年の最後は
第四巻まである「豊饒の海」の半分まで読破し、
第三巻からは来年へ。
読書会が始まって
数カ月して
徐々にその価値を感じ始めたのですが、
「豊饒の海」に入ってからは
その感触がさらに際立ち
人生に読書会があるという
その喜びをつくづく
感じるようになりました!
今はもう
読書会のない人生は
考えられません☺
読書会に参加していなかったら・・・
今この時に、
そもそも
三島由紀夫の著書に触れることは
決してなかったでしょうし
読書会に参加していなかったら・・・
今この時に、
本をもとに
ここまで深く人間について
思考をめぐらすことは
できなかったでしょう。
読書会という
なんたる不思議。
読書会スタート時のメンバーとして
声をかけてくださったこと、
そして、
毎回の読書会で
熱いトークを繰り広げてくださる
メンバーのみなさんに心より感謝。
『奔馬』を読み始めてからは
私は当事者かのように
思考が振り回されているのですが
それはそれで楽しい。
これまで当たり前かのように
何の疑問ももたずに使ってきた言葉の
意味を実感とともに知りたくなる。
2024年の終わりから
2025年の始まりにかけて
読み通す「豊饒の海」
2025年は第三巻 『暁の寺』
からのスタートで
表紙をめくると
「バンコック」から始まる。
そう、つい最近、
私は「バンコック」行ったばかり。
「アユタヤ」も行きましたよ。
やっぱり本も
人と同じ。
出会うべく時に出会うもの。
第一巻 『春の雪』
を読み進めているとき
読み終えたら
今より「美しい人」
になれると感じましたが
第二巻 『奔馬』
を読み終えた今思うのは
第四巻まで読み終えた暁には
きっと私は・・・
生まれ変わっている!