読書会という幸福

「読書会をしませんか?」

と声をかけていただき

「読書好きだしおもしろそう!」

くらいで参加し始めた読書会。

毎回課題本を読んで

その本をもとに意見を交わす。

今年の1月からスタートして月1回の開催なので

今月で6冊目。

最初の課題本は

「読書会という幸福」

その次からは「幸福」とは程遠いくらい

読み進めるのに苦痛を伴う課題本ばかりだったが

読書会で意見を交わす時間は毎回楽しみで。

その読書会が始まって半年を経て

じわじわとその本質に気づき始めた・・・

きっとこの読書会があるかないかで

私の人生は全く別のものになっている!!!

これまで小説は「感じる」ものだと思っていた。

自分なりにイメージした登場人物の人生に浸って

自分の「気持ち」に重きを置いて。

現実逃避で読んでいたのかもしれない。

そのため解説を読むことはほとんどなく

読み終えた後に残るのは

ふわっとした空想世界の「映像」。

しかし、本を読んで残るものは

本来それだけではないのでしょう。

同じ本を読んでも

私以外のお二方は

明らかに私には見えていないものが見えている!

それはこれまでの人生経験の違いからでもあるでしょうが

そもそもの読むときの思考の違いなのではないか?

読書会の時間が終わるころには毎回

本から離れて

“自分”の人生を振り返らされて

「生き方」「考え方」を問われています。

自分一人では

絶対にこんな思考にならない境地へと導かれ・・・

もっと知りたくなるのです。

自分のことも。人のことも。この世のことも。

今回は

課題本はすんなり読めたのだが

なぜかこれまでで1番もやっと感が残ったので

途中で断念した原書を読んで

@vsb_yuco さんのところへ行こうと思う。

見えない世界に迷い込みに

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